千鳥ヶ淵戦没者墓苑(千鳥ヶ淵緑道)の四季

 

   
 戦没者墓苑内の花・木小動物
千鳥ヶ淵戦没者墓苑は5千坪の墓苑内には約4千本の常緑樹を主体にした木々が植えられており、
又四季折々花が色鮮やかに咲き、苑内を彩り閑静な環境と景観を保っております。
花々に集う小動物もお楽しみ下さい。 

平成30年 (1月の彩り)
最上:紅梅です。昨年の十二月から、例年にない厳しい寒さの中で寒さに耐えて咲き、一足早い春の訪れを告げてくれています。
上左:センダンが結実しました。センダンは古くから獄門の刑に処せられた者の首を掛けるために使われたとか。
上右:ロウバイです。梅の名前が付いていますが、実際はクスノキに近い仲間だそうです。花が蝋細工のようであること、
蝋月(十二月の古称)に咲くことから名付けられました。
中左:ジョウビタキのメスです。チベットから中国東北部、バイカル湖周辺に分布し、日本には冬季に渡ってきます。
オスは腹部の鮮やかなオレンジ色が特徴的ですが、写真はメスです。
中右:シロハラは中国からロシア沿海地方に分布し、日本には冬季に飛来します。あまり人に警戒心がないのか、3m位までは
近づけました。
下左:センリョウが結実し、下右:マンリョウも結実しました。どちらも正月の縁起物として使われます。実が葉の上に着くのが
センリョウ、葉の下に実が付くのがマンリョウです。




平成29年 (12月の彩り)
上段:紅梅が咲きました。墓苑の紅梅は早咲きで、十二月半ばには開花します。このため冬剪定は十二月までに終わらせ
    なければなりません。
下左:ヤツデです。葉が手のひら状に裂けていることから命名されました。必ず奇数に裂けており、八つに裂けることはありません。
下右:リュウノヒゲです。今年はこの実を集めて外皮を剥き取り、種を蒔いています。自然界では、鳥などが食べた外皮を消化して、
    フンとして排出されて種が散布されます。




平成29年 (11月の彩り)
左上:春~初冬に咲いていたマリーゴールドに代わって、花壇にスミレが植えられました。
中上:ビワの花です。ビワは梅雨期の果物ですが、花は11~2月に咲きます。目立たないながらも香しい花を咲かせます。
右上:ナンテンの実です。「難を転ずる」魔除けの木として、昔から手洗いの前や手水鉢の傍に植えられました。墓苑のナンテンも
    手水鉢の後ろにあります。
左下:イチョウ、ドウダンツツジの紅葉です。中下:ソ連抑留者祈念碑横のナツツバキです。右下:残照に映えるケヤキです。




平成29年 (上:カンツバキ、下:シャリンバイ: 11月)
上:カンツバキは、ツバキとサザンカの交配で生まれた園芸品種です。墓苑内では
毛虫の発生を抑えるため強剪定が施されているため、花着きがよくありません。
下:シャリンバイの花期は4月から6月ですが、今回は季節外れの花が咲きました。
奄美大島では、この実を大島紬の染色に使います。




平成29年 (左:カリン、中:クロガネモチ、右:ツワブキ、
左下:エンジュ、右下:エサキモンツキツノカメムシ: 10月)

左上:カリンが結実しました。カリンは果肉が固く、そのままでは食用に向きませんが、カリン酒や砂糖漬けに加工されます。
中:クロガネモチは、名前が「金持ち」を連想させるため、縁起が良いとされています。
右上:ツワブキが開花しました。12月始め頃まで、墓苑西門を彩ることでしょう。
左下:エンジュが結実しました。エンジュは地上高い位置にあることが多く、普段はあまりよく見えませんが、木枯らし1号によって
    落下した枝に実が付いていました。
右下:エサキモンツキツノカメムシ:背中のハートが特徴です。ミズキやカラスザンショウの樹液を好みます。メスは昆虫では珍しく
    卵の世話をします。




平成29年 (左:トキワサンザシ、中:オンブバッタ、右:茶の花: 10月)
トキワサンザシはピラカンサとも呼ばれ、実は赤く美しいのですが、枝には鋭いトゲがあります。
オンブバッタは、大きい方がメス、背中に背負われている方がオスです。
茶の花、チャノキは苑内に2本あります。




平成29年 (左:ハギ、中:ミドリヒョウモン、右:ヤブラン: 10月)

ハギは秋の七草のひとつです。
ミドリヒョウモンは、成虫として生きる期間が比較的長く、秋にはご覧のように羽がボロボロになっています。
ヤブランは、苑内各所で花の盛りを迎えています。日陰や荒れ地でも育つ強さから、花言葉は「謙虚」「忍耐」だそうです




平成29年 (左:ミンミンゼミ、中:彼岸花、右:ハナムグリ: 9月)

ミンミンゼミは、他の蝉に比べて、傾斜地を好む傾向があるとか。お堀の傾斜は大好き?
彼岸花も、丁度九月二十日からのお彼岸に合わせるかのように咲き始めました。
ハナムグリは菊などの花に飛来して、大好物の花粉や蜜を食べます。




平成29年 (左:キクラゲ、中:セスジイトトンボ、右:ツマグロヒョウモン: 8月)

純国産のキクラゲです
セスジイトトンボは本来は水辺に生息します。おそらくは皇居のお堀から遊びに来たのかも。
ツマグロヒョウモンは、日本では関西にしか生息していなかったのですが、90年代からは
関東でも見られるようになりました。




平成29年 (左:夏水仙、中:ヤマトタマムシ、右:白彼岸花: 8月)

夏水仙は、花期に葉がないことから、ハダカユリとも呼ばれます。
ヤマトタマムシは、緑金色の羽を持った非常に貴重な品種です。
シロハナマンジュシャゲが咲き始めました、彼岸花の仲間だそうです。




平成29年 (左:アベリア、中:カマキリ、右:マンリョウ: 8月)

左:アベリア葉成長力旺盛、開花時期は初夏~秋と長い
中:カマキリの幼体
右:マンリョウは繊細で可憐




平成29年 (左:マリーゴールド、中:山吹、右:ナミアゲハ: 8月)

左:マリーゴールドにベニシジミ蝶の来客
中:季節はずれの山吹(八重)
右:ナミアゲハも一休み




平成29年 (左:海老根、右:紫君子蘭: 6月~7月)

海老根は多年草で、根がエビのように太く曲がることから名付けられた。
紫君子蘭はヒガンバナ科、君子蘭とは形は似ているが別種。




平成29年 (古代ハス、大賀ハス:6月~8月)





平成29年 (苑内の「カンザクラ」 :2月12日)   






平成29年1月5日(苑内に咲く花々)





平成28年5月10日

カルミヤ(別名・ハナガサシャクナゲ/ツツジ科



平成28年 (苑内のソメイヨシノが見頃になっています。 :4月2日)   

昨年5月に植樹(中央)したソメイヨシノが満開になりました。左端は墓苑のしだれ桜等



カンザクラ 3月3日
  紅梅 1月                  蝋 梅 1月          







     
  千鳥ヶ淵・冬の季節 :                       



墓苑に隣接し、一歩外に出るとそこは千鳥ヶ淵緑道、春は桜の名所、夏は深緑で覆われる等、一年を通してそれぞれの季節の景観を誇示し、訪れた人を楽しませてくれています

                                      平成29年1月5日現在     

         千鳥ヶ淵          千鳥ヶ淵緑道




 墓苑での慰霊祭、奉仕茶会及び戦友会、遺族会、宗教団体等の実施 する慰霊奉賛
行事等についてのご質問は、  
℡ 03-3261-6700まで 
                          Email c-houshikai@boen.or.jp

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