国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑

所在地 東京都千代田区三番町 2


                                                                                                    
 千鳥ケ淵戦没者墓苑は、昭和34年(1959年)国によって建設され、戦没者のご遺骨を埋葬してある墓苑です。先の大東亜戦争では、広範な地域で苛烈な戦闘が展開されました。この戦争に際し、海外の戦場 において、多くの方々が戦没されました。戦後、戦友等によりご遺骨が日本に持ち帰られ、又昭和28年より海外の遺骨収集が開始されました。この墓苑は日本に持ち帰られたご遺骨において、お名前のわからかない戦没者のご遺骨が 納骨室に納めてある「無名戦没者の墓」であるとともに、この墓苑は先の大戦で亡くなられた全戦没者の慰霊追悼のための聖苑であります。
 現在、37万69柱(令和元年5月27日現在)のご遺骨がこの墓苑に奉安されております

                                    (ご遺骨は軍人・軍属・一般邦人を含む)

                                        

さざれ石
我が君は 千代に八千代に さざれ石の
巌となりて 苔のむすまで 「古今和歌集・巻7」




墓苑の開苑について
政府による緊急事態宣言の解除により、5月27日より墓苑は開苑致します。
なお、参拝者への感染防止の観点から「新しい生活様式」に則りご参拝頂くこととなります。
若干ご不便をお掛けすることになりますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑
奉仕会新理事長挨拶
 

令和2年度奉仕会評議員会において、5月14日付で理事長に選任された山崎文夫と申します。先ずは、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患し未だ入院されております皆様の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。私儀 
奉仕会の実務の責任者として勤務してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」を受けて4月7日以降、戦没者墓苑の「閉苑」という、奉仕会業務の遂行上も未曽有の困難の中での理事長就任ということで、今後の戦没者墓苑、奉仕会業務を如何にするか、毎日緊張感をもって勤務しています。
 私は、どのような組織にも「不易流行」が大切と考えています。「不易」なるもの、すなわち組織にとって本質的なもの、変えてはならないものと「流行」すなわち、時代の変化や状況の変化に応じて柔軟に変えていくべきものをしっかり見定めることが大切だと考えております。
 千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会にとって「不易」なるものは、奉仕会の「定款」の最初に記述されている、「戦没者崇敬思想の普及」であり、奉仕会業務の全てはこの「戦没者崇敬思想の普及」のために実施されているといって過言ではありません。また、上記の「戦没者崇敬思想の普及」のために行う奉仕会の業務の実施は、時代の変化や状況の変化に応じて柔軟に変えていくべきだと思います。
 時代の変化の大きな潮流は、終戦七十五年、四分の三世紀を経て、戦争を知る世代の人々が確実に高齢化しているということです。このことは、戦争の記憶が薄れ、戦没者に対する想いの希薄化が増々懸念されるということです。
 奉仕会の正会員、終身会員の方々の数は年々減少し、また、戦没者墓苑を訪れる参拝者の数も減少してきました。このような状況の中で、奉仕会として如何にして、次世代の方々に戦没者崇敬の大切さを継承していくかについて、これまでの奉仕会業務を見直し、時代に合った方法で、戦争を知らない世代に如何にアピールするかを検討し、実際に実行していくことが大切と考えます。
 時代の新たな激しい変化は、新型コロナウイルスの感染です。この新たな感染症により、私達の仕事や日常生活は大きく変わらざるを得なくなりました。「新たな生活様式」が提唱される中で、千鳥ヶ淵戦没者墓苑においても「三密」を避ける参拝要領、休憩所等の施設の利用等、参拝者の皆様の感染防止の観点から変えなければならないことが多々あります。また、「ウィズコロナ」の時代にあって、戦没者慰霊を如何に継いでいくかも大きな課題です。
 奉仕会は、「不易」である戦没者の慰霊奉賛、戦没者慰霊の「灯」を絶やすことのないように、時代の変化、状況の変化に柔軟に対応してまいります。


英語版websiteの開設について
 奉仕会の終身会員であるタイ人女性が私費で墓苑の英語版websiteを開設しましたのでご案内致します。以下をクリック願います。

English


 千鳥ヶ淵戦没者墓苑創建六十周年記念秋季慰霊祭
   令和元年十月十八日(金)、秋篠宮皇嗣同妃両殿下をお迎えして、
千鳥ヶ淵戦没者墓苑創建六十周年記念秋季慰霊祭が、厳粛かつ盛大に
執り行われました。
   今年は墓苑創建六十周年ということで、天皇陛下御製奉誦に合わせて、
舞踊・舞を奉納いたしました。左の写真は、昭和天皇御製奉誦の際、
舞踊を行う稲葉明徳氏
   毎年恒例の、音羽ゆりかご会による童謡・唱歌奉唱です。
今年は、「海ゆかば」「里の秋」「みかんの花咲く丘」の三曲が
奉納されました。
   自衛隊の代表部隊による拝礼も、慰霊祭には欠かせない奉納行事です。
写真は、陸上自衛隊練馬駐屯地に所在する第一普通科連隊の隊員による
拝礼の様子です。
 慰霊祭の詳細は、(公財)奉仕会・秋季慰霊祭をクリックしてください


  参 拝 者 休 憩 所 に サ イ ネ ー ジ 広報シ ス テ ム を 新 設 
  この度、奉仕会は、墓苑創建六十周年を機に、参拝者の皆様にご利用いただいている「休憩所」に、環境省千鳥ヶ淵戦没者墓苑管理事務所のご協力をいただき、「デジタルサイネージ広報システム」を新設いたしました。これは五十型のTV液晶モニター画面に、動画や写真を映しだし、参拝者の皆様に墓苑の説明や慰霊祭の動画、その他の多様な情報を提供するもので、多くの皆様に墓苑並びに戦没者慰霊の理解に役立てていただければと考えております。休憩所で常時放映しておりますので、来苑の際は是非ご覧下さい。
現在配信中のプログラム:令和元年度「拝礼式」   (令和元年5月27日)
                  令和元年度「秋季慰霊祭」(令和元年10月18日) 


 大賀ハス二輪目が開花
 
7月1日(水)に本年二輪目の大賀ハスが開花しました。
 蕾をつけて1週間以上が経過し、その開花が待ち望まれていましたが、7月の開始とともに開花を確認できました。三輪目(右の写真参照)も近々開花が期待できます。
 多くの方のご来苑をお待ちいております。


 墓苑におけるイベント情報
春の奉仕茶会の開催を中止いたします!
6月21日(日)に予定されていた春の奉仕茶会を中止いたします
今日に至ってもなお拡大を続けている新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、参加者の
健康と安全、および感染拡大防止を最優先に考え、中止する判断にいたりましたことを、
どうぞご理解いただききますようお願い申し上げます。

墓苑の四季彩
千鳥ヶ淵戦没者墓苑は、武蔵野の緑の樹木を主体に、単純で余計なものを置かないという設計の考え方で造園されています。
従って花木は少ないのですが、その中でも四季を通じ色彩を楽しむことができます。
墓苑に咲く草木や、そこに集う小動物をご紹介いたします。

 
   
   

(写真上段左)全ての種類のアジサイが開花
 サツキやツツジが終わりを告げると、苑内を彩る主役はアジサイです。ガクアジサイ、カシワバアジサイも開花し、苑内の全てのアジサイが勢揃いしました。墓苑に梅雨がやってきて、うっとうしくもその当たり前の日常が嬉しく思います。

(写真上段右)アガパンサス(ヒガンバナ科アガパンサス属)が開花
 この花が咲くとアゲハがたくさん訪れるといわれており、アゲハの撮影には格好のカメラスポットとなります。アゲハを誘因する何かがその蜜にあると思われます。

(写真中段左)
クチナシ(アカネ科クチナシ属)が開花
 この花は黒人ジャズ歌手のビリーホリデイが髪に飾って歌っていたことで有名です。クチナシの花を見るとビリーホリデイを思い出すジャズファンも多いことと思います。

(写真中段右)サフランモドキ(ヒガンバナ科タマスダレ属)が開花
 その名の通りサフランに似ているところもあるが全くの別種。日本へはサフランモドキの方が早く持ち込まれ、しばらくの間サフランと誤認されていたようです。

(写真下段左)チャバネアオカメムシ(カメムシ目カメムシ科)の幼虫
 果樹農家にとって害虫の代表格と捉えられています。果樹に寄生し大量発生して被害を与えています。数ミリの小さな幼虫ですが、カメラを向けると威嚇するなど気の強さが伺えます。

(写真下段右)ヤツメカミキリ(カブトムシ目カミキリムシ科
 多くは樹勢の衰えた桜の木の周りで見つけることができます。写真でこの個体がとまっているのは、シダレザクラの根元に生えている茶葉です。

                         (7月2日記)






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電 話 03−3261−6700
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      動画;アッツ島慰霊巡拝