千鳥ケ淵戦没者墓苑は、昭和34年(1959年)国によって建設され、戦没者のご遺骨を埋葬してある墓苑です。先の大東亜戦争では、広範な地域で苛烈な戦闘が展開されました。この戦争に際し、海外の戦場
において、多くの方々が戦没されました。戦後、戦友等によりご遺骨が日本に持ち帰られ、又昭和28年より海外の遺骨収集が開始されました。この墓苑は日本に持ち帰られたご遺骨において、お名前のわからかない戦没者のご遺骨が
納骨室に納めてある「無名戦没者の墓」であるとともに、この墓苑は先の大戦で亡くなられた全戦没者の慰霊追悼のための聖苑であります。 現在、37万69柱(令和元年5月27日現在)のご遺骨がこの墓苑に奉安されております。 (ご遺骨は軍人・軍属・一般邦人を含む) |
千鳥ヶ淵戦没者墓苑創建60周年記念事業かわら版 |
標語とロゴマークの意味 戦没者の慰霊奉賛の場である、戦没者墓苑 の60年間の記憶を大切にし、これの次世代 への継承が大切と考えています。 ご遺骨が奉安されている六角堂を単純化して 「六角形」とし、今年2019年に創建60周年を迎えることを表しています。 |
千鳥ヶ淵戦没者墓苑創建六十周年記念秋季慰霊祭 |
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令和元年十月十八日(金)、秋篠宮皇嗣同妃両殿下をお迎えして、 千鳥ヶ淵戦没者墓苑創建六十周年記念秋季慰霊祭が、厳粛かつ盛大に 執り行われました。 |
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今年は墓苑創建六十周年ということで、天皇陛下御製奉誦に合わせて、 舞踊・舞を奉納いたしました。左の写真は、昭和天皇御製奉誦の際、 舞踊を行う稲葉明徳氏 |
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毎年恒例の、音羽ゆりかご会による童謡・唱歌奉唱です。 今年は、「海ゆかば」「里の秋」「みかんの花咲く丘」の三曲が 奉納されました。 |
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自衛隊の代表部隊による拝礼も、慰霊祭には欠かせない奉納行事です。 写真は、陸上自衛隊練馬駐屯地に所在する第一普通科連隊の隊員による 拝礼の様子です。 |
慰霊祭の詳細は、(公財)奉仕会・秋季慰霊祭をクリックしてください |
参 拝 者 休 憩 所 に サ イ ネ ー ジ 広報シ ス テ ム を 新 設 |
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この度、奉仕会は、墓苑創建六十周年を機に、参拝者の皆様にご利用いただいている「休憩所」に、環境省千鳥ヶ淵戦没者墓苑管理事務所の ご協力をいただき、「デジタルサイネージ広報システム」を新設いたしました。これは五十型のTV液晶モニター画面に、動画や写真を映しだし、 参拝者の皆様に墓苑の説明や慰霊祭の動画、その他の多様な情報を提供するもので、多くの皆様に墓苑並びに戦没者慰霊の理解に役立てて いただければと考えております。休憩所で常時放映しておりますので、来苑の際は是非ご覧下さい。 現在配信中のプログラム:令和元年度「拝礼式」(令和元年五月二十七日) 令和元年度「秋季慰霊祭」(令和元年十月十八日) |
墓苑の四季彩 |
千鳥ヶ淵戦没者墓苑は、武蔵野の緑の樹木を主体に、単純で余計なものを置かないという設計の考え方で造園されています。 従って花木は少ないのですが、その中でも四季を通じ色彩を楽しむことができます。 墓苑に咲く草木や、そこに集う小動物をご紹介いたします。 |
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上段左:ハラナガツチバチ 上段右: 2段目左:次第に色づくケヤキです。 2段目右:カラスウリが結実 3段目左:奉仕活動によるサツキの植え付けです。予定では5月にはサツキが花咲き、日の丸のような紅白の色合いになります。 3段目右:カナブンの幼虫 下段右:イヌホオズキが開花 (十二月一日記) |
遺骨引渡式変更のお知らせ |
10月25日(金)に予定されていた、厚生労働省主催の遺骨引渡式(ビスマーク・ソロモン諸島からの帰還)は、 12月13日(金)に変更となりました。 |
(公財)千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会 |
・奉仕会会長年頭のご挨拶 ![]() |
・千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会について |
・参拝して想う(休憩所のノートより) ![]() |
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・奉仕会入会及びご寄付等のお願い ![]() (FAX 03ー3261−6712) E-mail c-houshikai@boen.or.jp |