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千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会理事長挨拶

ご挨拶

理事長の顔写真

千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会会員及び役員並びに戦没者慰霊関係諸団体の皆様におかれましては平素から当奉仕会の活動に多大なるご理解とご協力を賜り、衷心より感謝申し上げます。私は令和7年5月22日に奉仕会理事長を拝命いたしました保松秀次郎と申します。

今年は終戦80年の節目を迎えますが、長い年月の経過とともに先の大戦において約310万人の犠牲が払われたこと更に当墓苑は先の大戦で海外で亡くなられた軍人、軍属及び一般邦人の内、引き取り手のない約37万人のご遺骨が納められている、いわゆる「無名戦没者の墓」であることさえ知らぬ人々が増え続けていることも現実です。この方々のご遺骨は日本には戻って来られましたが、ふるさとには帰っておりません。

このような国難に殉じられた方々のお陰様で今日の我が国の平和と繁栄があることに感謝せざるを得ません。戦没者慰霊の誠を特に若い人に伝えていくことが今の時代を生きる私共の務めではないでしょうか?

皆様方のより一層のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。


令和7年5月26日

公益財団法人 千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会
理事長  保松 秀次郎

墓苑に関するご質問は奉仕会 TEL:03-3261-6700まで